オイリュトミーによる舞台作品を創造し発表していくグループです。
年齢を重ねることがますます深い表現につながる、歳をとっても続けていけることを目指しています。
オイリュトミー経験者もプロも、一緒に作品創りをしませんか?
関心おありの方の新しいご参加を常時お待ちしています。
活動の二つの柱:1.オイリュトミーによる心身の調律
2.作品創りと舞台発表
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new! 中間発表会、無事終了しました。
たくさんのお客様にご来場頂きまして、またアンケート、そしてカンパへのご協力も頂きまして、メンバー一同心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
頂戴いたしましたご感想、ご意見、アドヴァイスなどを参考に、励みにさせて頂き、本再演に向けて精進してまいります。詳細は決まり次第このページにてご案内いたします。
どうか次回もまた是非お越しくださいますようお願いいたします。
そして、今回はご来場頂けなかった皆様、どうぞ次回の本公演にいらしてください!
「貝の火」って一体何だろう?
こうしてオイリュトミーを通して貝の火に向かい合っていると、人間の心の何ともろく危ういものか、何と複雑に感情が渦巻きそのエネルギーに翻弄されてしまうものか、そして何よりそれに自身で気づかぬことか、と思う。
しかし、しかし、何とか力を振り絞り、意志を持って「川を越えれば」、光に少しずつ近づいていけるのではないだろうか?
現象界と心の世界はとてもかけ離れているように感じることが多い。時間のある現象界と、無いかもしれない心の世界では何かずれが生じる気がすることも多い。
オイリュトミーも、音という現象界への顕れを拠り所にするが、その奥の心の世界を探っていくことを目指していると思っている。その心の世界は、様々の感情が渦巻く世界でもあるけれど、宇宙に繋がっている!と思っている。
宇宙に繋がっていると感じることができる時、心は静かになる、幸せになる。
ホモイの眼が見えるようになるとするなら、多分意志を持って川を越え、自分の心の奥にある宇宙の光を見出すときだろうか?
これからもこの作品に取り組みながら、心の世界を探っていきたい。
2024年2月24日 中間発表会の翌日に
発表会のご案内
アルコ・ムジカ ~オイリュトミー中間発表会~ 「貝の火」 宮沢賢治
2024年2月23日(金・祝)
開場 13:30 開演 14:00
会場: 男女共同参画センター横浜南 フォーラム南太田
3F 大研修室
〒232-0006 横浜市南区南太田1-7-20
アクセス 京浜急行線 南太田駅 徒歩3分
横浜市営地下鉄ブルーライン 吉野町駅 徒歩7分
バス「お三の宮」バス停 徒歩5分
申し込み・お問合せ(入場無料)
メール: arco.musica2024@gmail.com
お席に限りがあるため、ご予約をお願いいたします。(120席)
小さいお子様もご入場頂けますが、周囲へのご配慮をお願いいたします。
プログラム
1.いつもの練習風景から
2.オイリュトミーによる 宮沢賢治 童話「貝の火」
「貝の火」について
アルコ・ムジカの初めての発表会での作品が、この「貝の火」でした。4年前の2019年11月です。
稽古するにつれ、ますます謎の深まるお話「貝の火」をもっともっと探求していきたいという思いから、2024年秋に再演を目指す運びとなりました。
そして今、まだまだ稽古中ですが、この過程を皆さまにご覧頂き、ご感想を賜ることで勉強し励みにさせて頂きたく、中間発表の会を催すことにいたした次第です。
無意識のうちに生まれる慢心、一瞬たりともとどまらず流れゆく現象、無常の世界、因果律。人間の心を、自分自身の心を見つめずにはいられなくなるお話だと感じています。
受け取る側の一人一人に問いかけられているような。
また、この童話に登場する動物たちのどこか可笑しな、共感できるユーモアも大きな魅力の一つです。作曲家の春畑セロリさんが、むぐらの親子たちや野馬や、狐やりす、そしてウサギ親子のために何とも嬉しくワクワクしてくる曲を創ってくださいました。この作品のための委嘱曲です。
そして、一度聴いたら忘れられなくなる宝珠「貝の火」のテーマ曲は、シンプルで透明感あふれる明るさの中に哀しさの潜むメロディです。それが変容していくのです。
ホモイの、或いはうさぎ親子の、おそらく私たち自身の心の反映でもあり得るその変容を、オイリュトミーでどう表現できるか、も今回の大きな課題です。
どうぞ、皆さま2024年2月23日には、「貝の火」のまずは「いい匂で一杯の春の野原」にお越しください!
子兎ホモイ、そして個性あふれる動物たちが心よりお待ちいたしております。
松山由紀
♪アルコ・ムジカでは、新しいメンバーを募集しています♪
対象:オイリュトミー経験者、オイリュトミスト
稽古日程:毎週金曜日の基本レッスン(2時間)と作品稽古
参加費は、月謝制(月14000円)+基本レッスン以外の作品稽古にかかる費用を参加者で分担。
会場:都内の施設か蒔田オイリュトミースタジオ
これまでの活動について:グループ結成は2018年秋。
第一回発表会を2019年11/1に、三鷹・星のホールにて開催。
演目は宮沢賢治原作「貝の火」とラヴェルの「オンディーヌ」。
第二回発表会を2021年3/14(日)に、鎌倉芸術館・リハーサル室にて開催。
演目は宮沢賢治の心象スケッチ「春と修羅」より「序」。
組曲「貝の火」(春畑セロリ委嘱作曲)より6曲。
第三回は、2023年2月4日 三鷹市公会堂・光のホールにて
「口語自由詩とオイリュトミーのために」を上演。
演目は、尾崎喜八、吉田一穂、宮澤賢治、片山敏彦、ルドルフ・シュタイナーの詩、
笙独奏曲「光に満ちた息のように」(客演:宮田まゆみ)、ベートーヴェン「月光」、
バッハ「主よ、人の望みの喜びよ」
第4回は、中間発表会「貝の火」男女共同参画センター横浜南・大研修室
演目は、「貝の火」新構成・新演出で。第一部では、いつもの練習風景紹介。
稽古:メンバー全員参加の基本レッスンでは、その時に取り組んでいる作品に応じて、オイリュトミーの基本の動き をさらに深める練習を行います。
ひと月に言葉のオイリュトミーと音楽のオイリュトミーが二回ずつです。
基本レッスン以外の時間は、公演演目作品ごとに分かれての稽古です。
公演活動に関心がおありで、その制作のプロセスも含め、総合的に舞台創造を共にしてみたいと思われる方、是非お問合せください。意欲的な方のご参加をお待ちしています。
お問合せ・お申し込み:eurythmieyuki@gmail.com (松山 )